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水系感染症について

# 【水の安全知識】水系感染症とは?水道水・井戸水のリスクと受水槽・配管の注意点

普段なにげなく使っているお水ですが、万が一病原体や汚染物質が混入した場合、「水系感染症」を引き起こすリスクがあります。

日本の水道水は世界トップレベルの安全性を誇りますが、建物内の設備(受水槽や古い配管)や井戸水・湧水を使う場合には注意が必要です。

今回は、水系感染症の種類や対処法、そしてご家庭やマンションで気をつけたい「受水槽や配管のトラブル」についてプロの視点で解説します。

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## 1. 水系感染症とは?(主な原因と病原体の種類)

水系感染症とは、病原体で汚染された水を飲んだり使用したりすることで、体内に菌やウイルスが侵入し、下痢・発熱・腹痛などの症状を引き起こす疾患のことです。

主な病原体には、以下のようなものがあります。

■ ① 細菌によるもの
・コレラ菌、腸チフス菌、赤痢菌
・病原性大腸菌(O-157など)
・レジオネラ属菌、カンピロバクターなど

■ ② ウイルスによるもの
・流行性肝炎ウイルス(A型・E型肝炎など)
・伝染性下痢症ウイルス(ノロウイルス、ロタウイルスなど)

■ ③ 寄生虫によるもの
・クリプトスポリジウム
・アメーバ赤痢など

公営の水道水は、厳しい水質基準のもと「塩素消毒」が徹底されているため、通常これらの細菌やウイルスの多くは死滅し、安全が保たれています。

しかし、消毒されていない「井戸水・湧水・沢水」などは、野生動物の糞尿などで汚染されやすく、飲用による感染事故が現在でも発生しています。

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## 2. 万が一の汚染!熱や塩素で病原体は死滅する?

水系感染症を防ぐための基本は「適切な消毒」と「加熱(煮沸)」です。

■ 病原体の死滅条件(目安)
・病原性大腸菌(O-157):【75℃以上で1分間】の加熱で死滅
・コレラ菌:【60℃で30分以上】の加熱で死滅
・クリプトスポリジウム(寄生虫):【60℃で30分以上】(※塩素が効きにくいため煮沸が有効)

一般的な細菌類(大腸菌やカンピロバクターなど)は、水道水に含まれる適切な残留塩素によってもしっかり消毒されます。

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## 3. 安全な水道水でも危険?受水槽(貯水槽)と配管の罠

「公営水道だから絶対に安全」とは限りません。
公営の水道本管からご家庭の蛇口に届くまでの「建物側の設備」に問題があると、水質が劣化するケースがあります。

■ 注意点①:アパートやマンションの「受水槽(貯水槽)」
アパートやマンション、ビルなどで一度水を溜める「受水槽」を使っている場合、定期的な清掃や点検が行われていないと、槽内に汚れや異物が混入する恐れがあります。

有効容量が10m³を超える受水槽は「1年に1回の定期清掃」が水道法で義務付けられていますが、それ以下の小規模な受水槽の場合、管理状況はオーナー様や管理会社に委ねられているのが実情です。

■ 注意点②:古い水道管のサビ(赤水・緑水)
長年使用した金属製配管の劣化により、以下のような異常が発生することがあります。

・赤色の水(赤水):配管内部の鉄サビが流出しているサイン
・緑色の水(緑水):銅管から銅イオンが溶け出しているサイン

これらは水質改変や機器故障の原因になるため、早めの対処が必要です。

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## 4. 水がおかしいと感じたら?(対処法とご相談)

もし、ご自宅の蛇口から出るお水に「色・濁り・変な臭い・味の違和感」があった場合は、以下の対応をとりましょう。

1. 【アパート・マンションの場合】
すぐに管理会社や大家さんに確認・連絡してください。解決しない場合は地域の保健所へ相談します。

2. 【戸建てや一軒家の場合(赤水・サビでお悩みの場合)】
宅内の水道管(給水管)が老朽化している可能性が高いです。

■ 当社での解決策(配管の引き直し工事)
サビの出る古い金属管から、サビや腐食が一切発生しない最新の「ポリエチレン管(樹脂製配管)」へ引き直す工事を行っております。配管を新しくすることで、将来にわたって安心・安全で綺麗な水をご使用いただけます。

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## まとめ:水まわりの違和感は放っておかずに専門家へ

水系感染症を防ぎ、毎日安心しておいしい水を飲むためには、ご自宅や建物の「給水設備」を衛生的に保つことが欠かせません。

「蛇口から濁った水が出る」「昔の金属配管のままでサビが心配」など、水質や配管トラブルに関する不安がございましたら、お気軽に当社までご相談ください!

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