上の写真のようにハンドルが付いているタイプの蛇口は、パッキン交換、スピンドル交換等の修理ができ、作りもシンプルで長持ちします。ハンドルが固く回りづらい時には、スピンドルの交換やハンドル上部の交換を行ない回転をしやすくすることが可能です。蛇口の先(吐水口)からの水漏れはパッキン交換を行ないますが、宮城県の場合は基本的に寒冷地仕様を使いますので、一般的なコマパッキン(ケレップ)の交換ではなく、寒冷地用の固定コマタイプのスピンドルもしくは固定コマに付いているパッキンを交換します。
上の写真のようなレバータイプは、種類も多く様々な蛇口があります。レバータイプは操作がしやすく止水と吐水、そして温度調整が容易にでき節水効果が期待出来ます。また以前はハンドルを下げると水が出る下げ吐水が主流でしたが、地震で物が落ちてきてレバーに当たり水が出たままになる事故が多く見られ、現在では上げると水が出る上げ吐水が主流になりました。こちらの水漏れの対処にはカートリッジの交換、蛇口の本体交換等があります。当社ではその場で修理や交換ができるように多くの種類の部品や蛇口をスッタフに持たせております。
上の写真はレバー式に温度調節機能(サーモスタット)が付いているタイプです。急に熱いお湯が出る心配が無くなり安全ですが高額商品が多いのも特徴です。こちらの水漏れの対処にはカートリッジの交換、蛇口の本体交換等があります。貯湯型の電気温水器や貯湯型の石油給湯器のように大まかな温度調節しかできない場合は重宝しますが、ガス給湯器や石油給湯器の直圧式で細かく温度調節が出来る場合はあまり必要では無いかもしれません。ただし浴室の蛇口ではサーモスタット付きが一般的になってきています。
蛇口交換には、立てカランやモーターレンチ等専用の工具と、シールテープやヘルメシール、ザルボなどの補助部材が必要となることが多いです。無理に外そうとしたり、安易に取り付けを行うと蛇口本体を痛めたり漏水の原因になることもあります。当社では、蛇口の直接販売だけではなく、お客様が家電量販店やホームセンターなどで購入した蛇口の取り付けも行なっていますので、蛇口交換を行う際はお気軽にご相談ください。